理事長ご挨拶

歴代理事長の想いを礎に

学校法人帝塚山学園は、令和3年(2021年)に創立80周年を迎えます。本学園は、昭和16年(1941年)に、初代理事長の山本藤助氏と氏が関係する団体及び大阪電気軌道株式会社(現近鉄グループホールディングス株式会社)等からの寄付により設立され、旧制帝塚山中学校として産声を上げました。その後、昭和27年(1952年)に幼稚園、小学校を設置、昭和36年に短期大学、昭和39年(1964年)に四年制大学を設置し、今日では、幼稚園、小学校、中学校、高等学校、6学部7学科からなる大学、2研究科からなる大学院で構成される総合学園に成長、発展してきました。
設立当時の寄附行為(目的)「国家有為ノ国民ヲ錬成スルヲ以テ目的トス」は、昭和52年に「社会に有為な人材を育成することを目的とする」に変わりましたが、設立時からの建学の精神として今日に至っています。また、森 礒吉第2代理事長が、この建学の精神に基づき『子供や若い人たちは学園の宝』という「教育の根本理念」を掲げ、「学校は学生・生徒・児童・幼児の主体性が存分に発揮できるように、あらゆる努力を尽くすべきである。よい先生に集まっていただくのも、設備をよくするのも、客体を究めることを促進する環境を整える為である」と言及されています。そして、現在進めている第4次中期計画の精神としてこの言葉を明記し、学園の教育研究活動を推進しています。

森 礒吉理事長を囲んで談笑する学園生たち(昭和44年頃)

変化する時代に選ばれ続ける
総合学園を目指して

平成27年に有山理事長のあとを受けて、第7代の理事長に就任して5年になります。
平成28年度に、第4次中期計画を策定し、「教育内容の質の向上」、「組織力の強化」、「財政基盤の強化」の3つを柱に、6年後の令和3年、学園の創立80周年のあるべき姿として、「帝塚山教育を通じて、変化する時代に選ばれ続ける総合学園」を目指すことを、学園の方針として示しました。
以来、経営の機動性とガバナンスの強化を図る組織改革や総合学園の強みを生かした学校間連携の推進を図るとともに、学校ごとの個別計画を作成し、特に大学については学部学科の再編、定員の見直し、教職員の要員適正化等諸施策を進めてまいりました。また、各学校・園相互のベクトル合わせのみならず、学園全体のベクトル合わせを訴え、部分最適ではなく、全体最適重視の諸施策も実施してまいりました。
創立80周年に当たる第4次中期計画の目標年度令和3年度に向けて、現在のところ概ね計画どおり進捗していますが、これからの終盤が正念場であると気を引き締めています。

80周年をマイルストーンに、
更なる飛躍をめざして

第4次中期計画も終盤とはいえ、まだまだ道半ばです。全教職員が、建学の精神と『子供や若い人達は学園の宝』という教育の根本理念を深く心に刻みつけて「学生、生徒、児童、園児ファースト」の精神で「面倒見の良い学園」を目指すことを、様々な機会を通じて確認するとともに、引き続き「変化する時代にあっても選ばれ続ける総合学園」を目指し、そのための制度、組織づくり、教職員の人材育成に力を入れたいと思います。
また、快適な学修環境と教育研究環境を維持向上すべく、施設設備を充実させるほか、「実学教育」を標榜する大学を中心に産学官連携や地域連携、総合学園の強みを生かした学校間連携を推進していく所存です。
その結果、大学の全学年、全学部、全学科の定員充足、各学校・園、学園全体の収支均衡を図り、80周年を迎える令和3年度には、財政基盤が強化され、学校法人として発展、成長できる道筋を確たるものにしてまいります。
80周年をマイルストーンに、在校生、保護者、ご家族、卒業生の方々からなる「大帝塚山ファミリー」を形成し、90周年、100周年へと繋げていきますので、今後とも、ご指導、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

学校法人 帝塚山学園 理事長 吉川 勝久

帝塚山ファミリー

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