学校法人帝塚山学園 創立80周年記念誌
2/80

2 帝塚山学園が1941(昭和16)年、今のあやめ池近くに新しい校地を求めて旧制中学校を開設したとき、美しいアカマツ林に囲まれた環境にちなみ、松の葉とまつかさ、「帝」の文字をあしらった学園章が制定されました。赤松のもつ力強さと風雪に耐える永遠性、成長と結実、円があらわす円満と完結などの理想を象徴しています。学校法人帝塚山学園 基本データ[2021(令和3)年5月1日現在]● 校地 ● 建物 ● 学生・生徒・児童・園児数 6,253人 (外 2歳児教育 21人)● 教職員数 376人 (外 非常勤講師342人)292,321.35㎡102,810.52㎡ 「帝塚山学園七十年史」を発行した2012(平成24)年から、この10年で学園を取り巻く環境は大きく変化しました。長引く経済不況の影響や18歳人口が再び減少期を迎えたこと、近隣校との競争激化、更には現在も影響が続く新型コロナウイルス感染症など、その課題解決へと次々に立ち向かわなければならなくなりました。 しかし、困難な時代にも変化へ柔軟に対応し、「帝塚山教育」を通じて学生・生徒・児童・園児、そして教職員が歩みを止めることなく、受け継いできた学園の歴史を更に刻み続けてきました。 本誌は、創立70年以降の10年間における学園の「あゆみ」をビジュアルを通じて紹介することに重点を置き、制作いたしました。その「あゆみ」を刻む、学生・生徒・児童・園児・教職員の姿をご覧ください。校章の由来帝塚山学園 創立80周年「帝塚山教育を通じて、変化する時代に選ばれ続ける総合学園」はこれからも。

元のページ  ../index.html#2

このブックを見る