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中高ロボット班のアイデアで次世代型水道メーター開発へ

締結式に臨む大江君(左から2人目)と河村さん(同3人目)
試作品を説明する大江君(左)

中高理科部ロボット班の大江宏明君(2B)と河村香穂さん(3五)がアイデアを出し、奈良市内の水道使用量がデジタル化して検針できる次世代型水道スマートメーターの開発が始まった。中高は4月、事業者の奈良市企業局と水道メーター製造会社と共同開発の覚書を交わし、1年後の実現を目指している。
ロボット班は大江君ら2人を中心に「節水の見える化」を研究。水道の蛇口に取り付けると水量に応じて回転する歯車をセンサーで読み、リアルタイムで水道使用量を表示する装置を3Dプリンターやマイコンのプログラミングで開発した。
 今年2月、東京工業大学で開かれた「FLL(ファースト・レゴ・リーグ)全国大会」で発表し入賞。開発に協力してくれた企業局から実用化へのオファーがあった。奈良市内の水道利用者は約10万世帯。2カ月に1回、人による検針が行われている。
企業局は、自動検針によって、人口減の山間部の水道事業のコスト削減や漏水の早期発見、さらに高齢者の見守りなど住民サービスにつながる新メーターの開発を要望。  中高では「社会の課題を解決する学習の機会。役立ちたい」と大江君らが開発に意欲を燃やしている。