沿革
昭和16年「帝塚山学園」の創立
大阪市住吉区の帝塚山学院が紀元2600年記念事業及び学院創立25年記念事業として、男子7年生高等学校の設置を始めとする大学までの一大総合学園創設と、学園を中心とした文化都市建設を計画したことから始まりました。
昭和16年「旧制中学校」の開設
構想では、7年制の旧制高等学校設立でありましたが、制度上の制約から中学校の設置となりました。入学生は僅か171人でありました。その後の学制改革により、昭和22年に男女共学の新制中学校、翌23年に帝塚山高等学校を開設しました。
昭和18年「学園旗」制定
”帝”の字に松かさと二本の松葉の校章をあしらった学園旗を制定。赤松の力強さと風雪に耐える永遠性、それに我が国古来の伝統的自然美を表します。「正しく、清く、たくましく、そして美わしく」の理想を象徴します。
昭和27年「幼稚園・小学校」の開設
幼児から青年までの一貫教育が必要であるとの方針のもと、創立10周年を機に、帝塚山幼稚園と帝塚山小学校を開校し、初等中等教育の整備が進み、その後の学園発展の礎となりました。
昭和39年「帝塚山大学」の開学
「近代精神を深く理解し、国際的な広い視野からもの考え、その上に立って真の日本人としての自覚と日本文化に対する高い識見を持つ人間の育成」を目的に、全国唯一、女子だけの教養学部・教養学科が東生駒キャンパスに誕生しました。
平成8年「新小学校校舎」の竣工
体育館及び屋内温水プールもあわせて竣工し、新校舎は第10回「奈良市建築文化賞奨励賞」を授賞しました。
平成18年「帝塚山2歳児教育」の開設
奈良県内で初の2歳児教育がスタートしました。
平成19年「スーパー理系選抜クラス」の設置
帝塚山中学校・高等学校男子英数コースに、定員25人の少人数の理科系に特化したクラスを設置。実験や観察、工場などの見学、講師を招いての講義などを通じて興味と関心を深め、社会に貢献できる人材を育成しています。
平成21年「帝塚山大学現代生活学部こども学科」の開設
子どもの成長・発達をサポートできる実践力豊かな保育士・幼稚園教諭・小学校教諭を養成することを目的に開設しました。平成24年度に完成年度を迎え、記念すべき第1回の卒業生を輩出します。
昭和16年 | 財団法人帝塚山学園創立 |
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帝塚山中学校開校 | |
昭和18年 | 「学園旗」を制定 |
昭和20年 | 帝塚山中学校第1回の卒業生 |
昭和22年 | 学制改革により新制中学校設置 |
昭和23年 | 新制高等学校を開設。 |
昭和26年 | 私立学校法制定により、財団法人から学校法人として寄附行為変更認可 |
帝塚山学園創立10周年記念式典挙行 | |
森礒吉作詞、川澄健一作曲の校歌「帝塚山学園の歌」を発表。 | |
昭和27年 | 帝塚山幼稚園開園 |
帝塚山小学校開校 | |
昭和36年 | 帝塚山短期大学(文芸科・家庭生活科)開学 |
帝塚山学園創立20周年記念式典挙行 | |
昭和39年 | 帝塚山大学(教養学部教養学科)開学 |
昭和46年 | 帝塚山短期大学文芸科を文芸学科に名称変更 |
帝塚山学園創立30周年記念式典挙行 | |
昭和53年 | 帝塚山高等学校に「類型制」(類型Ⅰ・男子進学コース、類型Ⅱ・男・女進学特別コース、類型Ⅲ・女子進学コース)を設置 |
昭和56年 | 帝塚山学園創立40周年記念式典挙行 |
昭和57年 | 帝塚山中学校・高等学校一貫カリキュラムと男女併学制を導入 |
帝塚山短期大学家庭生活科を家庭生活学科に名称変更 | |
帝塚山考古学研究所設置 | |
昭和58年 | 帝塚山高等学校に男子コース、女子英数コース、女子総合コースを設置 |
昭和59年 | 帝塚山短期大学専攻科開設 |
昭和62年 | 帝塚山大学男女共学化 |
帝塚山大学経済学部経済学科開設 | |
平成3年 | 帝塚山大学大学院経済学研究科経済学専攻修士課程開設 |
帝塚山学園創立50周年記念式典挙行 | |
平成4年 | 帝塚山学園芸術文化研究所設置 |
帝塚山学園人間環境科学研究所設置 | |
帝塚山大学経済経営研究所設置 | |
平成5年 | 帝塚山大学経済学部経営情報学科開設 |
帝塚山大学大学院経済学研究科経済学専攻博士後期課程開設 | |
平成8年 | 帝塚山中学校女子にコース制を導入(女子英数コース、総合コース) |
帝塚山大学大学院人文科学研究科日本伝統文化専攻修士課程開設 | |
平成9年 | 帝塚山大学法政策学部法政策学科開設 |
平成10年 | 帝塚山大学経済学部経営情報学科を改組転換、経営情報学部経営情報学科開設 |
帝塚山大学大学院人文科学研究科日本伝統文化専攻博士後期課程開設 | |
平成11年 | 帝塚山大学教養学部を改組転換、人文科学部日本文化学科・英語文化学科・人間文化学科開設 |
平成12年 | 帝塚山短期大学を帝塚山大学短期大学部に名称変更 |
平成13年 | 帝塚山大学大学院法政策研究科世界経済法制専攻修士課程開設 |
帝塚山学園創立60周年記念式典挙行 | |
平成14年 | 帝塚山大学短期大学部文芸学科を文化環境学科、家庭生活学科を人間環境学科に名称変更 |
平成15年 | 帝塚山大学大学院法政策研究科世界経済法制専攻博士後期課程開設 |
平成16年 | 帝塚山大学人文科学部人間文化学科を改組転換、心理福祉学部心理学科・地域福祉学科開設 |
帝塚山大学短期大学部を改組転換、帝塚山大学現代生活学部食物栄養学科・居住空間デザイン学科開設 | |
帝塚山大学附属博物館開設 | |
平成17年 | 帝塚山大学こころのケアセンター設置 |
帝塚山大学短期大学部廃止 | |
帝塚山大学教養学部教養学科廃止 | |
帝塚山中学校女子総合コースに特進クラス・文理クラス設置 | |
平成18年 | 帝塚山大学大学院人文科学研究科臨床社会心理学専攻修士課程開設 |
帝塚山大学法政策学部法政策学科を改組転換、同学部ビジネス法学科・公共政策学科開設 | |
帝塚山大学現代生活学部食物栄養学科に管理栄養士課程開設 | |
帝塚山2歳児教育開設 | |
帝塚山大学芸術文化研究所を奈良学総合文化研究所に名称変更 | |
平成19年 | 帝塚山中学校男子英数コースにスーパー理系選抜クラス設置 |
平成20年 | 帝塚山中学校・高等学校女子総合コース(特進クラス・文理クラス)を再編し、女子特進コース、女子文理コースを開設 |
平成21年 | 帝塚山大学現代生活学部こども学科開設 |
帝塚山大学人文科学部を人文学部に、同学部英語文化学科を英語コミュニケーション学科に名称変更 | |
平成22年 | 帝塚山大学法政策学部ビジネス法学科、公共政策学科を改組転換、法学部法学科開設 |
帝塚山中学校女子コース(特進コース・文理コース)を改編し、女子特進Ⅱコース、女子特進Ⅰコースを設置 | |
帝塚山大学人文学部人間文化学科廃止 | |
平成23年 | 帝塚山大学心理福祉学部地域福祉学科を募集停止 |
帝塚山大学心理福祉学部を心理学部に名称変更 | |
帝塚山学園70周年記念式典挙行 | |
平成24年 | 帝塚山大学経営情報学部経営情報学科を経営学部経営学科に名称変更 |
帝塚山大学人文科学研究科臨床社会心理学専攻(修士課程)を改組転換、心理科学研究科心理科学専攻(博士前期・博士後期)開設 | |
帝塚山高等学校女子コース(特進コース・文理コース)を改編し、女子特進Ⅱコース、女子特進Ⅰコースを設置 | |
帝塚山中学校女子コース(特進Ⅱコース・特進Ⅰコース)を改編し、女子特進コースを設置 | |
平成25年 | 帝塚山中学校女子英数コースにスーパー選抜クラスを設置 |
平成26年 | 帝塚山大学人文学部を文学部に名称変更、文化創造学科開設 |
平成27年 | 帝塚山高等学校女子コース(特進Ⅱコース、特進Ⅰコース)を改編し、女子特進コースを設置 |
平成29年 | 帝塚山大学文学部英語コミュニケーション学科を廃止 |
帝塚山大学大学院法政策研究科世界経済法制専攻(博士前期・博士後期)を廃止 | |
平成30年 | 帝塚山大学経済学部経済学科及び経営学部経営学科を改組転換し、経済経営学部経済経営学科を開設 |
平成31年 | 帝塚山大学現代生活学部こども学科を改組し、教育学部こども教育学科を開設 |
令和3年 | 帝塚山学園創立80周年 |